CD31
2006年1月12日
(PECAM-1)
クローン: 1A10
メーカー:Novocastra
希釈倍率:x50
抗原賦活化法:圧力鍋
(上記は一例に過ぎません。抗体は必ずしも全てのメーカーを比較して選択しているわけではありませんので、必ずしも”推奨メーカー”という意味ではありません。)
推奨陽性コントロール: spring-roll 通常はinternal controlで十分
染色パターン:細胞質+細胞膜
***ここまで北大病理部での条件***
以下、札幌医科大学医学部病理診断学 長谷川 匡先生
性状:細胞膜糖蛋白で, 血小板に存在する細胞接着分子PECAM-1と同一である
分布:マクロファージ, 血管内皮細胞とその腫瘍
類上皮血管内皮腫epithelioid hemangioendothelioma:上皮様細胞が線維粘液腫状基質を背景に索状に配列する

↓
上皮様細胞の細胞膜にCD31が陽性

執筆日:2006/1/12
執筆者:札幌医科大学医学部病理診断学 長谷川 匡先生(本文)