免疫組織データベース~いむーの



CD99

2006年1月16日

(MIC-2, 013)

 

クローン:12E7

メーカー:DAKO

希釈倍率: x200

抗原賦活化法:圧力鍋

(上記は一例に過ぎません。抗体は必ずしも全てのメーカーを比較して選択しているわけではありませんので、必ずしも”推奨メーカー”という意味ではありません。)

推奨陽性コントロール: PNET

染色パターン:細胞膜

***ここまで北大病理部記入***


以下、札幌医科大学医学部病理診断学 長谷川 匡先生

性状:X, Y染色体短腕のpseudoautosomal regionに存在し, 30kD, 32kDの細胞膜蛋白を転写・翻訳する

分布:ある種のリンパ球lymphoma, 卵巣性索間質細胞sex-cord stromal cell tumor, 膵内分泌細胞pancreatic endocrine tumor, 上衣細胞ependyum, ユーイング肉腫Ewing sarcoma, 滑膜肉腫synovial sarcomaの一部. 神経芽腫neuroblastoma以外の小円形細胞腫瘍でも時に陽性になる

ES

 ユーイング肉腫 Ewing’s sarcoma (ES):単調な小型円形細胞がびまん性、シート状に増殖する

腫瘍細胞の細胞膜にCD99が陽性

ES-CD99

 

 

筆日:2006/1/16

執筆者:札幌医科大学医学部病理診断学 長谷川 匡先生(本文)

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