CD34
2006年1月28日
クローン: NU-4A1
メーカー:Nichirei
希釈倍率: x50
抗原賦活化法:圧力鍋
(上記は一例に過ぎません。抗体は必ずしも全てのメーカーを比較して選択しているわけではありませんので、必ずしも”推奨メーカー”という意味ではありません。)
推奨陽性コントロール: spring roll.
染色パターン: 細胞膜+/-細胞質
***ここまで北大病理部での条件***
以下、札幌医科大学医学部病理診断学 長谷川 匡先生
性状:細胞膜貫通型シアル化糖蛋白(シアロムチン)
分布:造血前駆細胞, 血管内皮細胞とその腫瘍, ある種の間葉系細胞, 隆起性皮膚線維肉腫dermatofibrosarcoma protuberance, 孤在性線維性腫瘍solitary fibrous tumor類上皮肉腫epithelioid sarcoma, GIST等
孤在性線維性腫瘍 solitary fibrous tumor (SFT):小型紡錘形細胞が硝子化膠原線維を伴い特定の配列を示さずに増殖する
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紡錘形細胞の細胞質と膜にCD34が陽性
執筆日:2006/1/28
執筆者:札幌医科大学医学部病理診断学 長谷川 匡先生(本文)