免疫組織データベース~いむーの



ATPase

2007年11月2日

(Sarcoplasmic or Endoplasmic reticulum Ca2+ ATPase: SERCA)

 

クローン IID8

メーカー Novocastra

動物種  マウス

前処理  CB(pH6.0 )MW 20分 前処理なくても染まる。

推奨陽性コントロール  筋生検標本

染色パターン  筋繊維

 

反応性 Ⅰ型筋繊維のみ強~弱に反応し、Ⅱ型筋繊維には反応しない。

有用性 筋生検標本においてATP染色などの筋繊維の染め分けは重要不可欠だが、その染色手技は経験が必要で、何よりもきれいに検体を凍結固定することが難しい。 この抗体は通常にホルマリン固定され、パラフィン包埋された切片でも使用可能であり、凍結標本ができなかった場合、凍結検体での染色がうまくいかなかった場合などに、通常のパラフィン切片を用いて筋繊維の染め分けができる。 ただし、特殊な疾患における信用性は、当院でもまだ十分検討を行っていない。

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写真1 NADH-TR染色(凍結切片、Ⅰ型繊維が濃く染色されている)

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写真2 ATPase免疫染色 (同一症例のパラフィン切片。ほぼ同じ頻度でⅠ型繊維が染色されている)

 

 

執筆日:2007/11/2

執筆者:総合病院 土浦協同病院 病理部 池田 聡、鈴木恵子

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