免疫組織データベース~いむーの



CD68

2006年1月6日

クローン: PGM-1(Kp-1より特異度が高い) 

メーカー: DAKO

希釈倍率: x100

抗原賦活化法: 圧力鍋

(上記は一例に過ぎません。抗体は必ずしも全てのメーカーを比較して選択しているわけではありませんので、必ずしも”推奨メーカー”という意味ではありません。)

推奨陽性コントロール: spring-roll

染色パターン: 細胞質顆粒状

***ここまで北大病理部での条件***

 

以下、札幌医科大学医学部病理診断学 長谷川 匡先生

性状:ライソゾームにある糖蛋白

分布:マクロファージ, 破骨細胞, MFHの一部. 他の様々な腫瘍でも陽性になる。

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染色例:類血管線維性組織球腫angiomatoid fibrous histiocytoma (AFH)

異型の乏しい紡錘形細胞が結節状に増殖し、lymphoid cuffを伴う

紡錘形細胞の細胞質にCD68が顆粒状に陽性

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執筆日:2006/1/6

執筆者:札幌医科大学医学部病理診断学 長谷川 匡先生(本文)

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