Chromogranin A
2006年1月27日
クローン: DAK-A3
メーカー:DAKO
希釈倍率: x150
抗原賦活化法:圧力鍋
(上記は一例に過ぎません。抗体は必ずしも全てのメーカーを比較して選択しているわけではありませんので、必ずしも”推奨メーカー”という意味ではありません。)
推奨陽性コントロール: 膵臓など
染色パターン: 細胞質に顆粒状
***ここまで北大病理部記入***
以下、札幌医科大学医学部病理診断学 長谷川 匡先生
性状:神経内分泌顆粒に存在する酸性蛋白
分布:神経内分泌細胞とその腫瘍, 神経芽腫neuroblastoma. small cell carcinomaでは陰性となることが多く、synaptophysinの併用が有効。
神経芽腫 neuroblastoma:不整な核を持つ小型円形細胞が小胞巣状に発育する
↓
腫瘍細胞の細胞質にchromogranin Aが陽性
執筆日:2006/1/27
執筆者:札幌医科大学医学部病理診断学 長谷川 匡先生(本文)