免疫組織データベース~いむーの



エキノコックス症の細胞診

2006年12月18日

北大では生検および穿刺吸引細胞診は播種の危険性があるため行われないが、嚢胞に対するドレナージチューブから採取した嚢胞内容液は細胞診検体として提出される場合がある

HECyto

組織像と細胞診

 

クチクラ層が診断的には重要である。Papanicolaou染色標本ではクチクラは断片化し無構造物質として認められる。原頭節をみることは希と思われる。

 

執筆日:2006/12/18

執筆者:北海道大学病院病理部 森谷 純、伊藤 智雄

 

ページの先頭へ