細胞診の免疫染色~細胞転写法
2007年2月7日
①細胞転写法
1.カバーガラスを剥がしマリノールを塗布
2.伸展器上でマリノールを硬化 30分
3.温水にて軟化 15分
4.マリノールを剥がしトリミング
5.伸展器で乾燥
6.キシレンでマリノールを除去
7.免疫組織化学染色
●利点
目的の細胞を明確に判定できる
1枚の標本から数種類の染色が可能
●欠点
標本作製に時間がかかる (カバーガラスを剥がす作業、封入剤への転写)
染色条件(抗体濃度)の検討が難しい
染色結果の解釈が難しい場合が多い
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執筆日:2007/2/7
執筆者:北海道大学病院病理部 丸川活司 marukawa@med.hokudai.ac.jp